一人との出会いが全てを変える。一途に愛することの素晴らしさ【ラブ＆ドラッグ】感想 ※ネタバレ有
出典 : www.amazon.com
「チャラ男が一途になってバイ○グラを売る話」
以前、友人にこの映画を上記のように紹介したところ話が飛び過ぎて意味わからないと言われたので今回はもう少し明確に説明したいと思います（笑）
笑いあり、感動あり、そしてちょっぴりエッチな「ラブ＆ドラッグ」の世界観にどうぞ触れてみてください。
目次 上映日 ：2011年11月19日 医学部中退の遊び人ジェイミー（ジェイク・ギレンホール）は、その口のうまさとノリでこれまでうまく世間を渡ってきた。彼は何度か転職を繰り返した末、大手企業ファイザー製薬のセールスの仕事に就く。やがて研修後にピッツバーグ配属となり、病院でパーキンソン病を患う美人で若いマギー（アン・ハサウェイ）と出会い……。 出典：movies.yahoo.co.jp 評価：4.４（0.１〜5.０評価中） 家電量販店で巧みな営業トーク（とナンパ）を繰り広げる主人公のジェイミー。 〜〜私〜〜 行為の最中に発した店長の彼女の肉食系なセリフが個人的にツボでした。 「乳首をつまんで。ぎゅーっと」 こんなセリフ一度でいいから女性の方から言われてみたい 弟ジョシュの紹介で大手企業ファイザー製薬のセールスの仕事に就くことになったジェイミー。 出典：www.cinemacafe.net 6週間の研修を経てピッツバーグに配属され、早速病院で自社の薬の営業を始めます。しかし・・・ 全然相手にされない 現実はそんなに甘くはありませんでした。女性への営業は得意なジェイミーでしたが、男の医者相手には営業を断られるばかりの毎日を繰り返すことになります。 〜〜私〜〜 中々医者に取り合ってもらえず他社企業の薬のサンプルを捨てたりとかなりグレーなこともやっちゃりしています。営業の世界って怖いですね・・・。 そんな中、病院の受付の女性とはしっかり仲良くなっているのはさすがと言いざる得ません。そのナンパテクを分けて欲しいです（笑） 〜〜〜〜〜 何とかして医者と会話をする機会を設けるため、医者に賄賂を渡し研修生として診察を見学させてもらえることになります。 そこでパーキンソン病*1で検診に来ていたマギー（アン・ハサウェイ）と出会います。 この出会いがジェイミーの人生を大きく変えることになります。 ただ、このマギーとの出会い自体は最悪で、研修生ではなく薬の営業をしているというのがバレるし、検診中におっぱいをガン見していたこともバレるしで、思いっきりぶん殴られ写真まで撮られます。 〜〜私〜〜 そして、マギー（アン・ハサウェイ）が美人すぎる・・！！！ 映画「プラダを着た悪魔」で有名なアン・ハサウェイですがそんな彼女が脱ぐシーン・・・衝撃的です！ ジェイミーはどうしてもマギーともう一度会いたくなり、病院からマギーの番号を聞き出しアポを取ります。 実際にカフェで会い、たわいの無い会話をしていたのですがそこでマギーが突然衝撃の一言を発します。 行こう。ヤりたいんでしょ？ こうして二人のセフレ生活が始まるのでした・・・。 〜〜私〜〜 個人的にはS○Xをするだけの関係を築く理由が印象的です。 「自分自身から逃げるため」 マギーは病気に対する自分へのコンプレックス、そしてジェイミーは医者になるという親の期待を裏切ったことへの後ろめたさがあります。そのような背景を知るとS○Xするだけの関係についても深く考えさせられます。 あと触れていませんでしたが、時を並行して弟のジョシュは妻に浮気されてジェイミーの家に転がり込んできています。可哀想な弟です（笑） 今までたくさんの女性を抱いてきたジェイミーですが、マギーに特別な感情を抱き始めます。 そしてジェイミーには仕事でも変化が訪れます。自社の新商品であるバイ○グラ（勃起促進薬）の営業担当に任命され、その薬が大反響。仕事でも大きな成功を収めることになります。 〜〜私〜〜 そしてなんと言ってもバイ○グラがバカ売れするシーンが面白いです。今まで他の薬では見向きもしてくれなかった医者も、女性もみんな盛り上がって「バイ○グラ！バイ○グラ！」と騒いでいます。 何もかもが上手くいっていると思いましたが、次第にマギーの病気が悪化していきます。 ジェイミーはマギーを助けたい一心で多くの病院で治療法を探します。ですがそれが逆に彼女を傷つけてしまうのでした。 治療法がない病気の自分、そしてジェイミーの優しさに耐えられなくなった彼女はついに別れを切り出します。 〜〜私〜〜 立場の違いによるギャップ。非常に難しい問題ですよね。 ジェイミーは昇進し、シカゴ行きが決まりました。つまり、もうマギーとは会えないことになります。 そんな中、街中でたまたまマギーと出会います。ただ、別の男と一緒でした。 ジェイミーはやはりマギーのことが忘れられません。そんな彼はもう一度マギーの元に訪れ自分がどんなに愛しているか、どれだけ彼女のことが必要なのかを伝えます。 僕はクズで、誰一人何ひとつ愛したことがなかった。みんなもそれを知っていた。 ジェイミーの想いが届き彼女と抱き合います。 その後、シカゴでの仕事を断って彼女と暮らし医学部を目指すことを決めたジェイミー。 最後にこう言い残して物語は幕を閉じます。 何千人と知り合ってもただそれだけ。 〜〜私〜〜 I Want Us と告げるところも非常に印象的です。好きだけではなく、お互いにお互いのことを必要とする関係が恋愛において大切なんだと思いました。 〜〜〜〜 実話を元に制作された本作。下ネタが常に飛び交い、一見コメディ映画かなと思いきや、結構シリアスな要素も含んでおり、全然飽きずに最後まで見れる作品になっているかと思います。そして、弟ジョシュのキャラが非常にいいです（笑） チャラ男があそこまで一途になるなんて・・・。 Amazon Primeで観れますし、内容的にも軽い気持ちで観れる映画となっているのでちょっと時間がある方は観てみるといい時間が過ごせると思いますよ。 そして、アン・ハサウェイが好きな人が是非見た方がいいですよ（笑） ラブ＆ドラッグ予告編 動画 *1:パーキンソン病とは：
１．作品概要
上映時間：113分
監督 ：エドワード・ズウィック
主演 ：ジェイク・ギレンホール／アン・ハサウェイ ２．あらすじ
３．評価／感想（ネタバレ有）
そんな彼が、店長の恋人とイチャイチャしているところが店長にバレて店をクビになるところから物語が始まります。
しょっぱなから主人公のチャラさ全開です（笑）
おばあちゃんですらメロメロにさせる、彼のトーク力は見ていて普通に羨ましい気持ちになります。
〜〜〜〜〜・薬品セールスマンへの転職
（ちなみにジョシュは「会社を立ち上げて成功している」ちょっとすごいやつです）
弟が結構いいキャラしてるんですよね。存在がコメディって感じです（笑）・マギーとの出会い
賄賂を1000ドル渡して医者に取り込むなんて、やっぱり営業の世界は怖い。。。
日本は法律でこの辺りは厳しく取り締まられているのであまり無いと思いますがどうなんでしょう、営業やっている人いたら教えてください。
〜〜〜〜〜・セフレの関係に！？
この映画を見た多くの人が「えっ、まじ？」と思ったと思います。まさかマギーの方から誘ってくるなんて、びっくりですよね。
〜〜〜〜〜・ジェイミーの変化
最初は、病気が原因で別れた過去もあり、マギーは今以上の関係になることを拒んでいました。ですが、ジェイミーの一途なアプローチにより、ついに二人は付き合い始めます。
チャラ男のジェイミーが急に一途に？って思う方もいると思いますが、実際の二人のやりとりを見ているとマギーの性格や考え方に惹かれていくのがよくわかります。
それくらい勃起不全問題は問題視されていたものだったというのが伺えますね。
〜〜〜〜〜・マギーとの別れ
マギーは、治療法が無いパーキンソン病を患っている自分はジェイミーの負担になっていることを悩みジェイミーを避けるようになっていきます。
相手を想ってした行動がお互いを傷つけてしまうところが非常に切ない場面となっています。
ジェイミーの行動も悪いこととは思えませんし、マギーの気持ちも分かります。
〜〜〜〜〜 ・感動のラストシーン
マギーは前のように「自分自身から逃げるためのS○X」をする状態に戻ろうとしていたのです。
でも君だけは違っていた、ありのままの僕を認めてくれた。
君のおかげで自分を好きになれた。僕には君が必要なんだ。
なのに一人と出会っただけで人生が変わるんだよ。永遠にね。
最後の告白シーンは本当に感動します。普段はチャラチャラしているジェイミーの本当の想いがよく伝わってきました。そして「I Love You」ではなく４．まとめ
一人との出会いが人生を変えるなどメッセージ性もある映画です。
※Amazon Prime上ではタイトルが「Love ＆ Other Drugs」になっています。
振戦（ふるえ）、動作緩慢、筋強剛（筋固縮）、姿勢保持障害（転びやすいこと）を主な運動症状とする病気で、50歳以上で起こる病気です。時々は40歳以下で起こる方もあり、若年性パーキンソン病と呼んでいます。
（「難病情報センター」より引用）
