映画好きサラリーマンの日常

主に自分の見た映画の紹介&レビューをしています。 他にもサラリーマンの日々の悩み、考え、訴えをたまに発信します。

何事も前向きに!コアラが起こす奇跡のストーリー【SING】感想 ※ネタバレ有

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出典 :eiga.com

コロナで暇な毎日を過ごしていてそろそろ精神がおかしくなりそうな筆者です(笑)
今回紹介するのは映画「SING」。動物たちが人間と同じように生活する世界のお話で、コメディ色が強く、自粛ムードを吹っ飛ばしてくれる、そんな作品です!
個性豊かな登場人物、そして有名な楽曲(主に洋楽)が多数登場し、見終わる頃には歌を歌いたくなってますよ(笑)

 

 目次

 1.作品概要

上映日  :2017年3月17日
上映時間 :110分
監督   :ガース・ジェニングス

 2.あらすじ

かつては栄えていたにも関わらず、今や客足は途絶え、経営が全く上手くいかない状態が続く劇場の主宰であるコアラのバスタームーン(マコノヒー)。バスターは根っからの楽天家で(少しろくでなしなところもありますが)、自分の劇場を何よりも愛し、劇場を守る為なら何でもやろうと決心。そんな彼の望みが危機に直面した今、劇場にかつての栄光を取り戻すため、最後のチャンスである世界最高の歌唱コンテストをプロデュースする事に!感傷的に優しく歌うハツカネズミ(マクファーレン)、ステージに上がることに恐怖心を持つ内気なティーンエイジャーのゾウ(ケリー)、25匹のコブタの面倒を見る疲れ果てた母親(ウィザースプーン)、自らの家族である犯罪一家から自由になりたいと願う若いギャングスターのゴリラ(エガートン)、横柄な彼氏を捨ててソロになるべきか葛藤するパンクロッカーのヤマアラシ(ヨハンソン)など、それぞれの動物たちが、自らの未来を変える機会となることを信じバスターのいる会場に集結する。

出典:filmarks.com

 3.評価/感想(ネタバレ有)

評価:4.0(0.1〜5.0評価中)

コアラのバスター・ムーンは6歳の時、父親と人生で初めて劇場に行き、その素晴らしさに一瞬にして魅了されます。
大人になった彼はこの劇場を買取り、オーナーとなります。昔は、多くの観客でにぎわっていた劇場でしたが時代と共に経営は困難となり、今となっては銀行から劇場を差し押さえされる危機に直面していました。
 

〜〜私〜〜
ムーンがとても楽観的&ボジティブな性格で面白いです(笑)
銀行から連絡があったり、金の取り立てがあったりしても焦らずなんとかなる精神で、どんどん行動を起こす彼に学ぶところはいっぱいあるかと思います。
そんな楽観的に生きているからこそこの後、色々な問題を起こすんですけどね(笑)
〜〜〜〜〜

 

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劇場オーナのバスター・ムーン(映画「SING」より)

 

歌のコンテスト開催決定

ムーンは何とか劇場を救い出そうと一発逆転、注目を浴びるショーを開催しようとします。

賞金付きの歌のコンテストを実施しよう!

ムーンはこのコンテストに自分の全財産1,000ドルを賞金とし、早速、出演者募集ポスターを作成して町中に配ります。
ただ、ここで問題が発生です。秘書のミス・クローリーに出演者募集ポスター作成を依頼していたのですが、うっかりものの秘書は、間違えて優勝賞金100,000ドルと予定して賞金より遥かに高額の賞金が書かれたポスターを配ってしまうのでした。

そして翌日、多額の優勝賞金を求めてムーンの劇場には多くの行列ができていました。

〜〜私〜〜
秘書のミス・クローリーが終始天然で笑えます・・・。いや笑えないレベルで天然ですね。。。
彼女の天然具合はSINGの見どころの一つだと思います(笑)

ムーンも取り立てが来ている身なのに自分の全財産を賞金にしようとしている時点でかなりヤバいですよね(笑)

なんだかんだ、こんな二人だから色々うまくいってるんだなーって思います。
〜〜〜〜〜

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間違ったチラシを作ってしまったミス・クローリー(映画「SING」より)

 

出演権は誰の手に!?

集まった多くの人の中からまずは、コンテストに出れる人をオーディションで決めます。
そして、一癖も二癖もある人がコンテストの出場者として選ばれます。

 

ロジータ&グンター

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子供が25人いる普通の主婦のロジータと、踊りのキレが抜群のグンター(映画「SING」より)

 

マイク

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自信過剰な路上ミュージシャンのマイク(映画「SING」より)

 

アッシュ

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彼氏と一緒にバンド活動中のアッシュ(映画「SING」より)

 

ジョニー

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ギャングのボスの息子ジョニー(映画「SING」より)

 

ミーナ(雑用係)

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超シャイガールで人前では歌えないミーナ(映画「SING」より)

 

〜〜私〜〜
みんな個性的で面白いキャラたちばかりですね!
個人的にはこの中ではハリネズミの女の子「アッシュ」が一番好きです。なんと言ってもあのスカーレット・ヨハンソンが声を担当してます。スカヨハ歌もこんなに上手いのかよ・・・って感じです。
ちなみに日本語吹き替えだと長澤まさみが声を担当してますが、彼女もめちゃくちゃ歌上手いです。美人で歌も上手い、最強ですね(笑)

日本語吹き替えの声優は本物の歌手使っていたりしてかなり豪華です。
例えばジョニーはスキマスイッチ大橋卓也、ミーナはMISIAが担当しています。

 〜〜〜〜〜

 

上手くいかないリハーサル

ムーンはコンテストの出場者に様々な課題を出し、リハーサルに取り組むように言います。
ただ、中々ことは上手くいかず、ジョニーは父親の強盗の手伝いで抜けたり、アッシュは彼氏と別れてリハーサル中に泣いてしまったり、それぞれメンバーが問題を抱えており、行き先不安な状態でした。

そんな中、ムーンはスポンサー獲得のチャンスを得ます。そこでムーンはスポンサー獲得のためにプレ公演を実施します。

プレ公演の結果は、出だしこそ、イカと水槽を使って鮮やかな演出でいい感じでしたが、マイクが問題を起こし、劇場ごと全て吹っ飛ばすという最悪の結果に終わりました。
もちろんスポンサーの話もですし、出演者に10万ドルの賞金がないこともバレて、もう全てが白紙になってしまいました。

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水によって劇場ごと全てがなくなる(映画「SING」より)

 

〜〜私〜〜
この場面で面白いのは、ムーンの大胆な行動です。電気代を払ってなくて電気を止められたら隣の建物にケーブルを勝手に引いて電気泥棒とか普通にしますし、別のレストランで働いているイカをレストランの許可なくヘッドハンティングしちゃいますし、ホント行動力の塊です(笑)
そんなことをしたバチが当たったのか全てを失ってしまうんですけどね・・・。
 〜〜〜〜〜

 

奇跡の公演

全てを失ったムーンはもうこれ以上は無理だと悲観し、車の清掃業を開始します。

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全身を使ったムーンによる洗車(映画「SING」より)

ある日、清掃中に素晴らしい歌声を聴きます。その声の主はシャイで人前で歌うことができなく雑用係として雇っていたミーナでした。
彼女の歌声に感動したムーンは再び、公演を実施することを決意し、出演者たちに声をかけます。

そして、即席の野外劇場でコンサートを開催します。
最初こそは、ほとんど人がいませんでしたが、次第に声に惹かれて多くの人が集まり、最終的には満席になってしまうくらい大反響を呼びました。

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トリを飾るミーナ(映画「SING」より)

舞台は成功を収め、スポンサーも獲得し、新ムーン劇場を立ち上げて物語は幕を閉じます。
 

〜〜私〜〜
洗車といって自分の体を使ってやるなんて誰が想像できたでしょうか。私はあまりの衝撃に固まりました。(笑)

コンサートのシーンは圧巻です。一曲目のロジータ&グンターの「Shake It Off」(テイラー・スウィフト)で一気に引き込まれます。
そして、やっぱり一番個人的に好きなのはアッシュの「Set It All Free」(映画オリジナル)です。めちゃくちゃ良かった!最初足踏みするシーンはクイーンのWe Will Rock Youを彷彿させました。スカヨハ版も長澤まさみ版もどっちも最高に良かったな〜。

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4.まとめ

自分の劇場の人気を取り戻そうとするコアラの話、いかがでしたでしょうか。
この映画の良さはなんと言っても楽曲の良さ声優陣の豪華さとなっています。特に洋楽が好きな人にはおすすめしたい作品です。
後、あまり深く掘り下げられませんでしたが、コンテスト出場者の個人個人で抱えている悩みなどにも注目してみると面白いと思いますよ。

 

Amazon Primeで視聴できる作品となっております(2020年5月3日現在)